当院での治療例

Case_4.

クッシング症候群  - 小型犬 -

来院理由

水をたくさん飲んで、尿を大量にするとのことで来院されました。

処  置

多飲多尿をおこす病気はいくつかあるため、その鑑別をおこないました。
血液検査では肝酵素の項目の上昇が認められました。

腹部超音波検査をおこなったところ、副腎の腫大(大きく腫れること)が認められました。

副腎の腫大(大きく腫れること)

これらの所見からクッシング症候群が強く疑われたため、追加の血液ホルモン測定をおこない、診断を確定しました。
その後は、副腎から出るホルモンであるコルチゾールを抑制するお薬の投与をおこない、回復することができました。


副腎皮質で作られるコルチゾールをはじめとするグルココルチコイド(いわゆるステロイドホルモン)は生体を維持するために不可欠なホルモンです。しかし、何らかの原因でコルチゾールが長期にわたり過剰になると、多飲多尿・多食・呼吸促迫・腹囲膨満・筋肉の萎縮・皮膚病・糖尿など、さまざまな症状が全身に現れるようになります。これがクッシング症候群です。さらにこの疾患は、心不全・腎不全・糖尿病・膵炎・神経疾患・尿路疾患・感染症・血栓症などの併発症を引き起こし、命にかかわる場合もあります。犬では、ヒトや猫とくらべてとても発生率が高く、重要な内分泌疾患のひとつになっています。

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