病気と治療法5 | 練馬テイルズ動物病院 | 練馬区の犬猫の動物病院

下部尿路疾患

【 猫 】
 頻繁にトイレに行く・尿が出ない・尿に血が混じる

猫の下部尿路疾患の可能性が高いです。

猫下部尿路疾患(FLUTD)は、尿路の下部にあたる膀胱と尿道に関係する疾患の総称です。
膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の尿石症などが含まれます。
猫では特に原因不明の特発性FLUTD(間質性膀胱炎、特発性膀胱炎)が多く見られます。

猫下部尿路疾患になると、上記のような膀胱炎の症状が現れます。
また、雄の場合、尿道結石や尿道栓子(炎症で尿路からはがれ落ちた細胞や白血球、赤血球、尿結晶、粘液などが固まってできた栓のこと)などにより尿道が閉塞してしまうことがあります。
そのため、排尿がほとんど、あるいはまったくできない状態になり、急性腎不全を起こし、尿毒症を引き起こして、命に関わる場合があります。

治療は、尿道が尿道結石や尿道栓子で閉塞している場合には緊急処置が必要となります。
カテーテルを用いて尿道の閉塞を解除し、膀胱内を洗浄します。
尿道閉塞を起こしてから時間がたって急性腎不全に陥っているようであれば、その治療も並行しておこなっていきます。
尿道閉塞を何度も繰り返しているケースでは、尿道を広げる手術をおこなうこともあります。
膀胱内に尿結石がある場合は、結石の種類によっては外科手術による摘出手術をおこなったり、食事療法や輸液療法などの内科的治療で結石を溶解させたりします。
細菌感染によるものでは、抗生剤による治療がおこなわれます。
特発性FLUTDの場合は、現在確実に有効と言える治療法は見つかっていませんが、炎症や痛みを緩和するための投薬がおこなわれることがあります。
特発性FLUTDは自然に治ることもありますが、治ってもすぐに再発を繰り返すため、上記の投薬のほか、ストレス対策としての環境修正などが推奨されています。

猫の下部尿路疾患は、特に雄猫の場合は命に関わることもありますので、上記のような症状が見られた場合には、早めにご相談ください。

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